妊娠中

逆さまな子【note再掲】

29wの妊婦健診にて、逆子だと言われた。
なんとなくそんな感じはしていたので(やっぱりかー…)という気持ちにはなったものの、あらためて医師から指摘されるとたいそう落ち込む。
まだ回れる時期だから!と言われ、逆子体操や寝る向きの指導も入らず。というより助産師さんは逆子体操にあまり熱を込めていないようだった。調べたら、逆子体操を推す病院と推さない病院とあるらしい。
私の通う病院では、そもそも「逆子=直すもの」ではないもよう。いたってスムーズに帝王切開へと移行しそうな雰囲気。

私としては、なんとしても逆子を直したいのだ。なぜかって、夫の立ち合いを本当に楽しみにしているから。
陣痛、破水、何もかもをいっしょに体験したいんだよね…。せっかくの妊娠と出産を1人で終えるのはもったいない。ぜんぶ目撃してほしい。女として見られなくなってしまうかもわからないけれど、そこはまあ、夫に任せるということで。
帝王切開の場合、立ち合いはできない。かつ、縫ったりする処置のため、産後すぐに子と触れ合うことができない。確か初めての抱っこが早くて2時間後だったかな。カンガルーケア推奨の病院であるにも関わらず。

実はこの「立ち合い出産が楽しみ」という気持ちには、逆子を指摘された瞬間に初めて気がついた。
自分にはそんなに出産に関する主張がないと思っていた。たとえば「この曲が聞きたい」とか「これを食べたい」とか「アロマを焚きたい」とかそういった欲がまったくなくて、バースプランをみっちり記入する妊婦さんに対しても「意識高いな!」とだけ思っていた。
でもどうやら私の何よりの希望は、この「夫に立ち合ってほしい」というものに尽きたらしい。なんとなくの要望だと自分では認識していたけれど、思っていたよりも強かったみたい。なので今、帝王切開の可能性が少しでも浮上してきたことに心底ガッカリしてしまっている。

「帝王切開はお産じゃない」とか「ちゃんと下から産みたい」の「ちゃんと」部分のような気持ちはまったくないけれど、なんとなく陣痛は経験してみたいような気もしている。
「30wまでに直っていなかったらもう無理」「私は36wで直った」など、調べれば調べるほど情報が出てくるのも不安をあおってよくない。
インターネットがなく、医師の言うことが絶対!な時代だったならば、もっとすんなりと覚悟が決められるのだけれど。

逆子、直したい。でも指示なしで勝手に逆子体操をするのもこわい。地道にお子に語りかけるしかなさそう。
あと半月以内に、頭を下にするんだよ!